
今回は、以前ウィッグをお作りいただいたお客様の2つ目のウィッグを納品した様子を、2つ目のウィッグを作るメリットと共にご紹介します。
1つ目のウィッグは使用感があり、少し色が抜けてきてしまっているのに比べて、2つ目のウィッグは新しさがどうしても出てきてしまいます。ですが、ウィッグは使用していくことでどんどん馴染んでいって仕上がっていきます。
とはいえ、馴染む前の納品したての状態でも使用できなければ意味がありませんので、お店でフィッティングしていきます。

部分ウィッグのつける位置の調節をしていきます。
お客様のご希望のヘアスタイルにするためにはどこにウィッグを付けるのが良いか、スタッフと相談しながら試すことができます。

実際に付けてみて、納品したウィッグはもちろん、普段使っているウィッグのピンが痛くないか、異常がないかなどのヒアリングも行っていますので、スタッフにお気軽にご相談ください。

今回の納品したウィッグは、毛先に向かって馴染むように少しグラデーションが入っているので、より馴染みやすくなっています。
つける位置が定まったあとはここからカット調整してアイロンで巻いていきます。



最後にお客様ご自身にも実際に付けていただきました。
このとき、スタッフがつけ方のコツなどお教えしながら一緒にできるので安心です。

今回は、1つの方のメンテナンスも行ってお持ち帰りいただきますので、2個目の方のこちらでつけてお帰りいただきました。
2個目のウィッグがあることで、1個目を修理していても、ウィッグを使えるというのが最大のメリットです。
1つばかり使ってしまうとその1つばかりに負担がかかってしまうので、ウィッグを2つ以上作ることで一つのウィッグへの負担を減らすことができます。
また、ウィッグを一つだけしか持っていないと、手放せない不安から当日修理を望む方もいらっしゃいますが、当日修理は難しいことがほとんどです。そのような状況を回避するためにも2つ以上ウィッグを持っておくことが安心に繋がります。
2つ目のウィッグは1つ目と当然違って、ぴったりくる付け方をまた新しく模索する必要があります。
1つ目と同じ用に必ずしもいくとは限らないですし、ウィッグは手作りしているものなので個体差があったり、毛流れなども時々によって変わったりするので、新しく作ったウィッグはある程度整った状態で、使用してから細かい微調整をすることをおすすめします。
調整の末、カラーを変えたいということがあれば、お預かりして後に郵送するということも弊社では承っておりますので、無理にご来店されなくてもお手元にお届けできます。
夏は少し明るめで、冬は落ち着いたトーンにしたい、などの色の違いや、着用する服によって合わせたいヘアスタイルなど、1つ目のウィッグを変更せず、2つ目とテイスト違いで持っておくと、季節や気分によって使い分けすることも可能です。
ウィッグを使い分けることで得られるメリットはたくさんありますので、2つ以上ウィッグを持っておくことをおすすめします。
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