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抜毛症のウィッグについて
抜毛症でお悩みの方が増えているようです。
お問い合わせを多くいただいております。
通常の脱毛症と違い、使用するウィッグの特徴も異なります。
どんな脱毛にも言えることですが、一番の目標は”隠す”ことではありません。
”治す”ことです。
間違ったウィッグの選択、使用方法では、完治するのを遅らせてしまう事にもなりかねません。
一緒に確認していきましょう。
気持ちを大事に…
一番悩んでいるのはご本人です。
カバーするには色々な方法がありますが、特に”ウィッグ”となるとつけるのに抵抗を感じるものです。
本人が嫌がっているのにつけてしまうのは、精神的に逆効果だったりします。
その辺の確認をしっかり行いましょう。
ウィッグ自体がまず自然で、おしゃれであることは絶対条件です。
不自然で見た目のおかしなウィッグだったら、着けないほうがましです。
そこは大前提としてお話を進めていきます。
また、通常のいわゆる”ウィッグ”や”かつら”でなはいタイプを提案することで、抵抗感を感じることなく試していただけるケースもあります。
以下は、そんな”通常ではない”ウィッグをご紹介します。
脱毛部分以外はしっかりした毛髪
まず、通常の薄毛や脱毛症と違うのは、抜けている部分でない、残っている毛髪は”しっかりしている”ということです。
抜けてしまいそうな細く弱っている毛髪ではない。そんな毛髪を無理に抜いてしまうのが抜毛症です。
ですので、抜けている部分を直すため、多少他の部分に負担がかかっても良しとするケースもあります。
他の脱毛症では、脱門部分が広がってしまうリスクもあるため避けることも、”試す価値”はあるという事です。
脱毛している部分だけの…ウィッグ
抜毛症の特徴の人ちうですが、脱毛部分が限定されている状態の方がほとんどです。
ついつい抜いてしまう手の動きや角度で、抜いてしまう部分はある程度決まっている。
その部分にだけウィッグを装着するイメージです。
自毛の残っている部分は自毛を最大限生かす。
それが自然に見せて、かつ、着ける抵抗感をなくす近道です。
”抜けない、抜かせない”ことが大事。
通常のウィッグだと、先に述べたように”抵抗感”が強くなります。
そのこと自体がリスクになり、次の段階に進めません。
また、通常のウィッグは自分で装着したり外したりします。
ウィッグがついているときは当然自毛を抜くことはできません。
でも外した時は、やはり抜いてしまう危険性があります。
そのため、自分で取り外すことのできないウィッグにするのも一つです。
脱毛していない部分の自毛を使って、編み込んでウィッグを固定します。
自分では外せません。
24時間つけっぱなしになるわけですから、軽く通気性の良いウィッグが必要になります。
昨今のウィッグは、どんなウィッグでも”軽い”とか”通気性が良い”などメリットとして強調しているものも多いですが、それは取り外しが可能であることを前提としています。
取り外せないウィッグには、それ以上の軽さや通気性が必要になります。
”抜かなくなる”ために、ウィッグのここが大事。
エクステのように自毛で編み込んでウィッグを装着するため、自毛を抜こうと思っても抜けないわけです。
編込み方も色々ですが、やはり負担はかかるとはいえ、なるべく痛くなかったり不快でない編み込み方法が求められます。
自毛を使って編込むので、自毛が伸びるとウィッグが浮いているような状態になります。
ですので、一か月に1~2度、ちゃんと外して、きれいにシャンプーし、再度つけなおす必要があります。
そのために時間を割く必要があることを認識しておいてください。
なりたかったヘアスタイルに、
ヘアカタログやネットの画像を使って、やってみたいヘアスタイルを相談します。
特に女の子はそれだけでウキウキするものです。
また、実際に完成した状態が希望通りであれば、気持ちも上がり笑顔も増えるのではないでしょうか?
また、そのヘアスタイルを維持したいという、自らの欲望も出てきます。
ウィッグを使用することを前向きに受け止め、直すという事に弊害なく進んでいけるようになります。
ウィッグだけど、ウィッグじゃない
最初は装着感に違和感を感じることもあるかと思いますが、慣れてしまえばメリットも多い方法です。
自分でつけたり外す手間がなくなります。
運動したり、お風呂でもそのままで大丈夫。
お子様の体育や旅行なども心配は軽減できるでしょう。
まさに、”ウィッグであってもウィッグでない”みたいな感覚を覚えます。
少し大きなエクステ…といった感じでしょうか?
生えなくなる前に”バリアー”する。
抜毛症で無理な力で抜いた毛髪は基本的にはまた生えてきます。
ですが、それを繰り返すことで、毛根を傷め、生えなくなることも少なくありません。
そうなってしまっては、一生脱毛という悩みを抱えたまま過ごさなければならなくなります。
そうなる前に…。
是非、良く相談して判断してください。
もしやってみて嫌なら、不快なら、やめればよい。
一度試す価値はあると思います。
実際に、多くの方が利用され、改善しています。
前進している”実感”
画像で紹介したようなウィッグには大きな特徴があります。
何度もお伝えしているように、軽くて通気性が良いのは勿論です。
ですが最大の特徴は、以下の通りです。
自毛の復活している具合を見ながら小さくして行けることです。
ウィッグを外すたびに改善が見られ、そして少しずつ小さくしていく。
目に見えて、また、感覚的にも少しずつ前進しているという実感を持つことができます。
モチベーションが上がるわけです。
ご家族の皆様も、気持ちを盛り上げるためにも一緒に喜びながら、次のステップに進んでいってあげてください。
ウィッグ以外の方法も
上記の方法で状態が良くなってきたら、別の方法に切り替えることも大事です。
増毛やエクステ等々を試していくのも良いと思います。
ウィッグが小さくなる…以上の実感を持つことができます。
また、ウィッグを小さくしながら、増毛やエクステを併用することも可能です。
最後に
今までのウィッグとは違う…。
なので、違う呼び方をしたいところですが、やはりウィッグの一種であることは間違いありません。
安易に”ウィッグにすれば…”ではないと思います。
とにかく寄り添って、何がベストなのか一緒に考え、良い方向に導いてあげてください。
その選択肢の一つとして、今回紹介したウィッグ・装着方法があります。
お子様を放置しておくことが、誰にも見られることなく”抜いてしまう”ことにつながります。
心もそうです。お子さんの負担にならない範囲で常に寄りそうことで、根本的な改善につながっていくことと思います。
今回の方法は、あまり知られていない方法であることからご紹介しました。
ですが、今回の方法を試そうが試さなかろうが、お子さんとの距離を今一度見直して、「根本の理由」を探すことも忘れないでください。
上記の方法は、お試しも可能です。
一度試してみたいという方は、ご試着も可能です。
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