今回はピンを使わずに付けられるウィッグパーツの紹介です。

メーカーさんによって装着方法や使用素材はさまざまですが、弊社で現在特にご好評をいただいているのが、ピンを使用せずにウィッグを装着する方法です。

写真では大きく見えるかもしれませんが、この素材はお好みのサイズにカットして、現在ご使用中のウィッグにも後付けで簡単に取り付けることが可能です。すでに市販のCMなどで「どのように装着するのか」「使用感はどうなのか」といったご質問を多くいただいておりますが、ぜひ一度お試しいただければと思います。

こちらはサンプルの部分ウィッグで、比較的大きめのタイプです。裏側には4箇所、一般的なウィッグ用ピンが縫い付けられております。装着の際、ピンによって「痛みがある」「同じ箇所ばかり使用していて自毛が薄くなってきた」といったお声をよく伺います。こうしたお悩みをお持ちの方には、ピンを使用しない本パーツが非常に有効な手段だと思いますのでご参考にしてみてください。

まず、従来のウィッグピンを取り外します。大体のウィッグピンは四隅を糸で縫い付けてあるため、その糸を切ることで簡単に取り外すことができます。

外したところに新素材を取り付けます。この素材はシリコン製で簡単に切れますので、適当な大きさに切ります。シリコン素材に表面には無数の小さな突起が上向きに配置されており、地毛に軽く引っかけることでウィッグを安定させる構造になっています。装着の際は、突起が上を向くように取り付けてください。

裏面には無数の小さな穴が開いており、そこに糸を通してウィッグへ縫い付けます。縫い付け方は、従来のピンと同様の方法で問題ありません。木綿糸を20cmほど二重にして結び、ピンを取り外した箇所にこの部材の四隅を縫い付けていきます。細かく縫う必要はなく、四隅がしっかり固定されていれば十分です。

お客様の地毛の状態やウィッグの仕様に応じて、部材のサイズを大きくしたり、取り付ける数を増やしたりすることも可能です。その都度ご相談いただければ、最適な装着方法をご提案いたします。

突起部分はピンのように「パチッ」と留める必要はありません。突起部分はピンのように「パチッ」と留める必要がなく、髪の根元に引っかかることで安定します。マジックテープのように絡まることもなく、装着も取り外しも非常にスムーズです。実際にマネキンに装着したところ、部材がしっかりと地毛に絡むことでマネキン自体が持ち上がるほどの安定感があります。

ただし、通常のピンと比較すると若干安定性には劣る場合がありますので、その点はご理解ください。とはいえ、日常生活で問題なくご使用いただけるレベルの固定力はございます。固定感・安定感自毛の状態や商品の仕様によって異なります。

本部材のみでの使用ももちろん可能ですが、従来のピンとの併用もおすすめです。たとえば前部にはピン、側面には本部材を使用するなど、ウィッグの大きさやお客様のご希望に合わせて自由にカスタマイズしていただけます。

現在、いくつかの大手メーカーでもピンを使わずにウィッグを装着する方法が展開されておりますが、本製品もそれらと同様の機能を持ちつつ、より手軽に導入いただける点が魅力です。

一度試してみて合わない場合は取り外すこともできます。
問題なくご使用いただければ大きさや数を調整して取り付けることも可能です。

万が一、ご使用いただいて合わないと感じられた場合には、簡単に取り外すことが可能です。逆にご満足いただけた場合には、取り付ける部材の数やサイズを調整し、さらに快適な使用感を実現することもできます。

なお、この部材は非常に新しい製品であり、現時点ではまだ正式な名称が決まっておりません。名称が決まり次第、改めてご案内させていただきます。動画や本記事などをご覧になって「これと同じものを使いたい」とお伝えいただければ、弊社にて対応させていただきます。

今回の記事の動画はこちら↓



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